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鏡野町部活動の地域連携・地域移行について
中学校の部活動は、スポーツ・文化芸術に興味・関心のある同好の生徒が自発的に参加し、体力や技能の向上を図るとともに、異年齢も含め生徒同士や教員との好ましい人間関係づくりを図り、自己肯定感や責任感、連帯感を育むなど、生徒の多様な学びの場として大きな教育的意義を有してきました。
しかし、昨今、少子化が進む中で、学校部活動を従前の体制で運営することが難しくなってきており、生徒の豊かなスポーツ・文化芸術活動の場を確保するために、地域の運営団体、実施主体による「地域クラブ活動」への移行に取り組むことが求められています。
鏡野町においても「鏡野町立中学校部活動地域連携検討委員会」を設置し、部活動の地域移行にむけ、検討を進めています。
1 部活動の地域連携、地域移行の背景
（1）社会情勢
1）出生率の低下により、公立中学校の生徒数は1986年以降、右肩下がりで減少しており、今後も更なる生徒の減少が見込まれます。これに伴い、中学校では部員が集まらない部活動も増えており、特に野球やサッカー等の団体スポーツではチーム編成ができず、生徒が望むスポーツができなくなる状況が全国的に生じています。
2）従来から部活動での指導をすべて競技経験や体験を有する者で配置することは難しく、加えて勤務時間外や休日も部活動の指導が求められるなど、教員にとっても大きな業務負担となっている状況もあります。
（2）国の動き
令和5年1月「学校部活動及び新たな地域クラブ活動の在り方等に関する総合的なガイドライン」を通知し、令和5年度から令和7年度までの3年間を改革推進期間として位置づけています。段階的に地域連携・地域移行に取り組みつつ地域の実情に応じて可能な限り早期の地域移行を目指すこととしています。具体的には、まずは休日における地域移行を推進しできるところから平日の環境整備にも取り組むことを求めています。
「学校部活動及び新たな地域クラブ活動の在り方等に関する総合的なガイドライン」 [PDFファイル／1.08MB]
（3）中学校体育連盟の動き
令和5年度より、全国中学校体育大会と中国中学校選手権大会に「地域クラブ活動」も参加できることになりました。これに準じて、岡山県中学校体育連盟主催大会とその予選会である各地区大会にも「地域クラブ活動」が参加できるようになりました。
※「所属する学校の部活動」と「地域クラブ活動」の両方に所属する生徒は、どちらから参加をするかを選択することになっています。
※参加するには、中央競技団体や県競技団体へ登録を完了した上で、定められた期間内に大会参加の申請をすることにより、大会参加が可能となります。また、参加の条件は競技団体ごとに異なるため、生徒は所属している団体責任者の方とよく確認をお願いします。
（4）鏡野町の現状と課題、めざすところ
令和5年度 鏡野町立中学校部活動地域連携検討委員会について
令和5年度、鏡野町立中学校部活動地域連携検討委員会にて検討した内容を掲載しています。
【第3回検討委員会】
◇開催日
令和6年3月21日（木曜日）
◇内容 
・モデルケースの経過報告
・教育委員会の取組
・事務局より説明
・中学校吹奏楽部の提案
・令和6年度の方向性の確認
【第2回検討委員会】
◇開催日
令和5年11月21日（火曜日）
◇内容
・中学校からの現状報告
・地域における受け皿の候補について
・今後の取組について
【第1回検討委員会】
◇開催日
令和5年6月27日（火曜日）
◇内容
・委員の委嘱
・現状の把握と今後の取組について
・地域における受け皿の候補について
・意見交換
令和4年度 鏡野町立中学校部活動地域連携検討委員会について
令和4年度、鏡野町立中学校部活動地域連携検討委員会にて検討した内容を掲載しています。
【第2回検討委員会】
◇開催日
令和5年2月15日（水曜日）
◇講 師
岡山県部活動地域移行支援コーディネーター等
高岡 敦史 氏 長尾 政則 氏 松下 誠 氏
◇内容
・現状報告
・今後の取組について
【第1回検討委員会】
◇開催日
令和4年12月1日（木曜日）
◇講 師
岡山県部活動地域移行支援コーディネーター
高岡 敦史 氏 長尾 政則 氏
◇内容
・委員の委嘱
・委員長・副委員長の選出
・鏡野中学校の部活動の現状
・部活動の地域移行についての動向
・今後の進め方について
・意見交換
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